感覚統合療育のコンセプト

これまで専門の作業療法士が実施していた【感覚統合療育】は一般的に、予約が取りづらく、費用的にも親御さんの負担が大きいものでした。

ワールドキッズの【感覚統合療育】は、それらのノウハウを整理統合し、療育施設で取り扱えるよう発展させたものです。

そのため、無理なく多頻度でご利用いただきやすい設定で
ご提供させていただいています。

感覚統合療育とは?

発達支援を必要とする子どもさんの例としては、不注意、集中ができないなどの情緒面、言葉が出てこないなどの言語面、うまく友達と遊べないなどの対人面、じっとしていられないなどの動作面に不安を抱えているなど、さまざまなお悩みがあると思います。

共通しているのは、外的な刺激に対する感覚を過敏に受け取ってしまう、または苦痛に感じてしまうという特徴があります。

感覚統合療育では、感覚(特に触覚、固有覚、前庭覚)に適切な刺激を与えて整え訓練することで、脳に入ってくる情報を交通整理出来るようにすることを目指します。時間をかけ繰り返し感覚統合を行うことで、言語、対人、動作などの発達をさらに促し、丈夫な身体、穏やかな情緒と社会性を身につけることができるようになると考えられています。

基礎から発達課題にアプローチ

次の図は、E・H・エリクソンの発達課題として広く支持されている概念です。
私たちは、発達課題における土台・基礎として位置づけられている「感覚」からアプローチしています。

最終的には一般社会で生活・活躍できることを目標としていくにあたり、さらに次のステップとして身体機能の向上・自律性、次に社会性・積極性の育成を目指していくためにも、感覚の強化からはじめることが有効なアプローチです。

発達の基礎力を強化

次の図は感覚が発達する段階を感覚入力の統合段階にして説明した図です。

感覚統合では無意識に処理され触 覚・固有受容覚・前庭覚が共に重要であり、
これらの感覚が統合されることで、最終産物として学習するための集中力や自尊心、自信などの発達を促し、社会適応にとって必要不可欠な能力を高めます。

1日の療育メニュー例

1回の療育において、「発達のピラミッド」の段階を一通り経験し、
これを繰り返すことにより感覚が整っていきます。

休まず決まった曜日・時間に繰り返し療育を受け続けることが大切です。保護者様には近くで見守り応援の声掛けをお願いしております。

下記例は「新宿教室」の一例です。各教室の療育内容は各教室のページを参照してください。

1

PPP:触覚、固有覚の
トリートメント

約20分

自分の身体に意識を向けていきます(発達のピラミッド1段目に対応) ※

2

バランスボール:前庭感覚のトリートメント

約5分

バランスボール運動を通じて、体幹強化とバランス感覚を育成します(発達のピラミッド1段目、2段目に対応)

3

マット運動:姿勢、身体図式、両側統合を育む

約10分

慌てずゆっくり穏やかで丁寧な動作ができる、身体性を養います(発達のピラミッド2段目、3段目に対応)

4

リラクゼーション:触覚、固有覚、前庭覚のトリートメント

約5分

運動して覚醒した気持ちを穏やかに鎮静化していきます(発達のピラミッド4段目に対応)

5

ふりかえり:情緒・社会性の発達

約10分

担当セラピストから、お子様、保護者様に対して、当日実施した内容の振り返りをおこなっています(発達のピラミッド5段目)

PPPの狙い

触覚 固有覚
概要

PPP とは?

ProPrioception Program

毎回の療育の導入で行うプログラムです。触覚・固有覚への刺激を通じて、お子様の意識を「自分の体の内側」へ向けることが目的です。

触覚 固有覚 意識を内側へ
目的

触覚・固有覚の入力を行い、意識を自分の内側に向けさせることがプログラムの目的です。

肩甲骨 腕・肘 骨盤 大腿 背中 腕(右) 足首 指先
身体図式の獲得

体のどこを動かすか「知る」

骨盤・大腿部・膝・足首・指先・背中・肩甲骨・腕・肘の位置を認識し、それぞれを最終可動域まで動かします。

各部位の位置を意識する
可動域の端まで丁寧に動かす
「自分の体の地図」を作る
各部位を最終可動域まで動かすことで身体図式を獲得
触覚防衛の軽減

なぜ「触られると嫌」なのか —
2つの系統

ストレッチやマッサージが目的ではなく、タッチングや圧刺激による触覚防衛反応・触覚過敏の軽減を意識します。突然触られると防衛系が反応し不快感が生じます。PPPは識別系を優位にすることで、その反応を和らげます。

反応①
防衛系

突然の刺激に対して「危険かも」と反応 → 不快・拒否

PPPで改善
反応②
識別系

「どこを触られているか」を認識できる状態 → 安心・受容

💡
ポイント:事前の言葉かけ

「今から○○を触るよ」とお子様に認知させることで識別系を優位に働かせます。タッチングや圧刺激の前に必ず部位を伝えましょう。

対人社会性の育成

他者との関わりへ
つなげる

セラピストや保護者様に体を動かしてもらう他動的な運動の中で、自分の感情が変化することを実感できる体験を積み、対人社会性を育んでいきます。

セラピスト
保護者様
他動的な運動
触れる・動かす
お子様
01
触れられる体験を積む
02
感情の変化に気づく
03
対人社会性の育成

覚醒水準のコントロール

覚醒水準のコントロール

脳の覚醒水準によって、適応反応の質や活動のパフォーマンスは変化します。
覚醒水準は低すぎも高すぎでもいけません。ワールドキッズでは、児童との関わり方を工夫して脳が適切に感覚情報を受け取れる理想的な中間位の覚醒水準へと導きます。

安心・安全の取り組み

当所の特徴として、指導者と児童の完全マンツーマン指導で、必ず目の届く範囲でプログラムを進めています。

また運動療法においても比較的軽い運動を盛り込んでいるため、危険な運動を避けるよう配慮されたプログラムを設計しています。

保護者さま、お子さまともに、はじめての場所で不安もおありかとは思いますが、専門スタッフによる安心・安全な環境づくりを徹底しております。

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